日本語で「ねこのピート」、英語でPete the Cat シリーズの一冊。
タイトルは「TOO COOL FOR SCHOOL」この本でPeteはかっこよくなりたいということで、いろんな人にアドバイスをもらいます。
何を着て学校にいけばいいのか、家族や学校の先生、友人たちに、何を身につければかっこよくなれるのか、一人ひとりインタビューして、教えてもらったファンションを身に着けていく中で、かっこいい、COOLとは何かを学んでいく物語です。
COOLであることってどいうことだろうか?
何をかっこいいと感じるのかは人それぞれです。例えばある人はストリートファッションをかっこいいと感じますが、ある人にとってはだらしのない格好ということになるでしょう。かっこいい、かっこ悪いということを「見た目のこと」という視点だけで考えてしまうと、人からどう見られるか?ということだけを意識することになってしまいます。そうすると、かっこよくなりたいなら人に聞けばいいのだ!人の意見をそのまま取り入ればいいのだ!となってしまいかねません。今回のPeteのように、何を身につけるのがかっこいいのか人に聞いて回って結局見た目もちぐはぐなものになってしまいかねません。
今回のPeteは見た目がちぐはぐなファッションになってしまいましたが、これは見た目の話だけではなくて、心のはなしも同様です。
人の意見を取り入れてできたファッションが万が一統一感をもっていても、心はちぐはぐなまま、かっこ悪いままなのではないでしょうか。
Peteが自身のお気に入りの服装に着替えた時に、Peteは自分のことをクールだと自信をもって言います。これはかっこいいということは自分で自分がかっこいいと思えること、ただ自分らしくあること、その心だと私たちに教えてくれているように感じます。
私たちも心当たりがあると思います。自分自信の内なる価値基準よりも、人の目を気にしてしまうこと。それが大人の条件で、社会で生きていくために、社会常識、TPO、人の目を気にすることは重要かもしれません。ただ、少しでもかっこよくありたいなら、仕事を離れた時、一瞬でも自分らしく、自分自信の価値観と向き合ってみてはいかがでしょうか。
英語の表現:Just be yourself 自分らしくある
If you want to be cool, just be yourself.
かっこよくありたいなら、ただ自分らしくあれ。
それ自体とてもいい表現だと感じませんか?自分らしくあるとは自信の好き嫌い、価値観に従うことだと言っています。
他にも似た表現として、Just the way you are.やたんにAs you areというものがあります。
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