英語の本を読みたいけど、何から読んだらいいかわからない。だけど探すの面倒くさい。でもせっかく読むなら面白く、人生のためになる本がいい。というわがまなな人にピッタリのランキングです。
このランキングは英国BBCの特集記事で紹介されていたもので、批評家が集まって選んだ偉大な絵本、決定版11冊!です。
選出された本のラインナップを見ると、定番中の定番の物語で、一冊とおして読んだことはなないものの、あらすじは知っているという方も多いのではないでしょうか。
語数が多く表現も難しいものもありますが内容の面白さは間違いなしなのでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
目次
- 1. Charlotte’s Web (1952) E. B. White
- 2. The Lion, the Witch and the Wardrobe (1950), C. S. Lewis
- 3. Where the Wild Things Are (1963), Maurice Sendak
- 4. Alice’s Adventures in Wonderland (1865), Lewis Carroll
- 5. Little Women (1868), Louisa May Alcott
- 6. The Little Prince (1943), Antoine de Saint-Exupéry
- 7. Winnie-the-Pooh (1926), AA Milne
- 8. Charlie and the Chocolate Factory (1964), Roald Dahl
- 9. A Wizard of Earthsea (1968), Ursula K Le Guin
- 10. A Wrinkle In Time (1962), Madeleine L’Engle
- 11. Little House on the Prairie (1935), Laura Ingalls Wilder
1. Charlotte’s Web (1952) E. B. White
日本題:シャーロットのおくりもの(著:E・B・ホワイト)
アメリカの農場で生きるくものシャーロット、子豚のウィルパー、女の子のファーンの友情の物語。
生きるということの価値を教えてくれる。難し言葉も表現もなく、
スっと心に入ってくる言葉の数々は読み終わってもなお、心に残ります。
2. The Lion, the Witch and the Wardrobe (1950), C. S. Lewis
日本題:ライオンと魔女(著:C・W・ルイス)
C.S. ルイス作、ナルニア国物語の第一作。戦争のため田舎の洋館に疎開してきた4兄弟。館の中を探検しているうちにいつの間にか迷い込んだ場所は白い魔女により恐怖で支配されたナルニア国だった。
兄弟たちはナルニア国を救うためライオンの王アスランとともに白い魔女に立ち向かいます。
3. Where the Wild Things Are (1963), Maurice Sendak
日本題:かいじゅうたちのいるところ(著:モーリス・センダック)
これはマックスという少年の物語。やんちゃなマックスはお母さんに叱られ、部屋に閉じ込められていると、いつの間にか自分が「かいじゅうたちのいるところに」いることに気づく。マックスはその場所でかいじゅうたちの王様になり楽しい時を過ごすのだが。。。というお話です。
スパイク・リー監督によって映画化もされたこの物語は、帰る場所の大切さを教えてくれる絵本です。
4. Alice’s Adventures in Wonderland (1865), Lewis Carroll
日本題:不思議の国のアリス(著:ルイス・キャロル)
主人公のアリスがうさぎを追いかけてうさぎの穴に落ちてしまう、というところから始まる物語。
もともと作者のルイス・キャロルが友人の娘、アリスのために即興で語って聞かせていたお話だったそうです。それが今や世界で最も有名な本のひとつとなるとは作者自身も思いもしなかったのではないでしょうか。
Kindle unlimited なら無料で読めます。
5. Little Women (1868), Louisa May Alcott
日本題:若草物語(著:ルイーズ・メイ・オルコット)
作者ルイーズ・メイ・オルコットの自伝的な物語でシリーズ4作のうちの第一作目です。
南北戦争という激動の時代に生きた4姉妹の成長と絆を描いた本作。何度も映画化されてきましたが、グレタ・ガーウィグ監督(「レディ・バード」でアカデミー賞ノミネートされましたね)により再び映画化されるようです。
6. The Little Prince (1943), Antoine de Saint-Exupéry
日本題:星の王子さま(著:アントワーヌ・マリー・ジャン=バティスト・ロジェ・ド・サン=テグジュペリ)
大人になっても忘れてはいけないものが書かれてある大人向けの絵本。
もともと作者も第二次世界大戦下、ナチス・ドイツの迫害のもとにいる22歳年上の親友に向けて書いたものだといいます。
日々、いそがしい生活に追われ、自分を見失いそうになったときに読みたい本です。
7. Winnie-the-Pooh (1926), AA Milne
日本題:クマのプーさん(著:A・A・ミルン)
1960年代のディズニーによるアニメシリーズ化により有名キャラクターの位置を不動なものにしたくまのプーさん。説明不要でしょう。
8. Charlie and the Chocolate Factory (1964), Roald Dahl
日本題:チョコレート工場の秘密(著:ロアルド・ダール)
2005年にジョニー・デップ出演で映画化された原作の児童小説。
チャーリーの住む町にあるウォンカさんのチョコレート工場。
この夢の工場に世界でたった5人、チョコレートに隠されたゴールデンチケットを手に入れた 人だけが招待される。
チケットを手に入れたチャーリーが工場の中で目にしたものは何でしょうか。
9. A Wizard of Earthsea (1968), Ursula K Le Guin
日本題:ゲド戦記(著:アーシュラ・K・ル=グウィン)
説明不要でしょう。言わずと知れたファンタジー小説の名著。
2006年にスタジオ・ジブリ、宮崎吾朗監督により映画化された作品は原作者のコメントなどもあって 賛否両論、議論をよびました。
しかしその原作の価値は色褪せることはないでしょう。
10. A Wrinkle In Time (1962), Madeleine L’Engle
日本題:五次元世界のぼうけん(著:マドレイン・ラングル)
ディズニーにより映画化される、マデレーン・ラングル著の児童向けSF小説作品。
日本での知名度はあまりありませんが、ニューベリー賞を受賞し、
アメリカをはじめとして海外では有名な児童向けの小説です。
異次元からやって来た男たちに、弟を誘拐された女の子が、取り返しに異次元世界へ行くお話です。
11. Little House on the Prairie (1935), Laura Ingalls Wilder
日本題:大草原の小さな家(著:ローラ・インガルス・ワイルダー)
最近では本文中の表現が問題視され著者の名前がついた文学賞が名称変更されたりしてますが、
言わずと知れたアメリカ児童文学の礎の一つであることは間違いないでしょう。
大自然を舞台にした100年前のアメリカに暮らす人々を描いたこの作品はアメリカでドラマシリーズ化されたほどの人気で、ご覧になった方もいるのではないでしょうか。
以上11作品、いかがでしたでしょうか。
おそらく読んだことはなくても、題名は知っていたり、登場キャラクターは知っていたりするものが多かったのではないでしょうか。
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