ユニークであること、英語の絵本「みんなワンダー」

ぼくらはみんなワンダー

人と見た目がことなる主人公のぼく。みんなといっしょで、自転車にだって乗れるし、ボール遊びもする。でも見た目がちがうというだけで、みんなぼくのことをジロジロとへんな目で見てくるのだ。お母さんはそんなぼくのことをワンダーだというけれど、やっぱり傷ついてしまう。

 

ほんとうは小さな違いなのに、傷つけあってしまう

人と人との見た目の違いに悩む「ぼく」の物語。小さな世界にいると小さな違いにどんどんと敏感になってしまう。自分が気にしていなくても、周囲の人がわらったり、指さしたりされると気にせずにはいれず、傷ついた気持ちにもなってしまいます。

この地球という星にいっしょに住むなかまにもかかわらず、小さな違いで傷つけ合ったりしているのです。

みんな違って、みんないい。

ほんとうはみんな、見た目は違います。目や鼻、顎の形。肌の色。背の高さ。みんなそれぞれ違っています。そんな違いをワンダーと思えれば、お互いに傷つけあうことなくなかまになれるのではないかと、この本は教えてくれます。

もちろん、違いを乗り越えるには勇気が必要と思います。

まわりの人から傷つけられることもあるでしょう。でも勇気をもって乗り越えればわかりあえるなかまもできるはずです。

 

映画版「ワンダー君は太陽」

もしこの絵本「ワンダー」を気に入られたら、映画版の「ワンダー君は太陽」もとてもおすすめです。ジュリア・ロバーツ演じる母と映画『ルーム』の天才子役ジェイコブ・トレンブレイの親子が固い絆で、様々な困難を乗り越えるとても泣ける映画です。

 

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